お見舞いのために先日、北九州市にある九州厚生年金病院を訪れました。
1987年と1994〜1997年の、計4年間ほど勤めていたことのある病院です。
私がいたころは昭和30年にできた古い病院でしたが、8年前に立派な新病院に移転しました。
お見舞いを済ませ、関連する先生方に挨拶をしました。
驚くべきことに、その先生方の多くは、以前私が勤務していた頃と同じ顔ぶれでした。
さて、お見舞いで欠かせないのは、病棟スタッフへの「心遣い」です。
通常、病棟の看護職員は、お菓子などを受け取ってくれません。
「職員へのお心遣いはご遠慮申し上げます」などと掲示してあったりします。
しかしそこは、20年以上の病棟勤務経験を生かして、次のように言いました。
「先生方にでも、診療の合間につまんでもらって下さい」
これはつまり、看護スタッフにではなく医者に対する心遣いなのだと、そういうニュアンスです。
看護師は、なんとなくはぐらかされた感じで、でも罪悪感が消えたのか、すんなり受け取ってくれました。
なお、お菓子選びの注意点は、小さなお菓子が30個ぐらい詰まったものがよいです。
病棟スタッフって、けっこう人数が多いのです。全員が口にするには、これぐらいの数が必要。
おまけに、つまみ食いする医者もいる。