インフルエンザの予防接種を、まだ9月だというのに、本日開始しました。
例年10月1日から始めていましたが、10月の接種はどうしても予約が混み合います。
この混雑をどのようにしたら緩和できるか。
考えた末に思いついたのが、接種の前倒し。9.29開始。まさに苦肉(929)の策。
任意接種なので、もともと接種日に制約はないのですが、9月開始というのは意外と盲点です。
ちょうど9/29,30が土日だったのと、ワクチンの入荷が間に合うことがわかったので、踏み切りました。
ところで「あまり早く接種すると、流行期には予防効果が切れてしまわないか」とご心配の方へ。
まず、たった2日早めただけですから、従来の10月1日開始と比べて大差ないでしょう。
「そもそも10月接種が早すぎないか」とご心配の方へ。
大丈夫です。ワクチンの予防効果は約5カ月続くと言われています。
また、2回接種する場合の接種間隔は、4〜6週間程度が望ましいとされています。
ということは、1回目を10月頃、2回目を11月に接種すれば、4月頃までの予防効果が期待できるわけです。
もちろん、1回だけ接種する方は、もっと遅く始めてもかまいません。
と言ってはみましたが、インフルエンザは、ワクチンで完璧に予防できる感染症ではありません。
流行期の手洗いなどの方が、ワクチンよりもむしろ大事かもしれませんね。