Apple謝罪

あのスカスカ地図ですから、やむを得ないですね。

iPhone5を含むiOS6ユーザーは、ずいぶんがっかりさせられました。

1億以上とも言われるiOS6ユーザーが、世界中で一斉に落胆したと考えると、その影響は巨大です。

それにしてもクックCEO、わりと思い切った謝罪でした。

なにしろ、「しばらくはGoogleの地図を使って下さい」と、ライバル品を推奨したのですから。

しかし、Appleにも謙虚さとか協調性というものが出てきたか、と思ったら大間違いでしょう。

地図の不具合による顧客のApple離れを、最小限に食い止めるための、苦渋の決断だったのだと思います。

ただしジョブズだったら、口が裂けても謝罪はしなかったでしょうね。

ていうか、そもそもこんな中途半端な地図を世に出すはずがありません。

革新的で独創的で芸術的なモノ作りをするAppleが、私は好きです。

シェアだとか、儲けだとか、株価だとかは、Appleの美学には関係ないはず。

スマホやタブレットは後進(GoogleやMicrosoft)にまかせて、Appleには次を期待します。

インフル接種開始

インフルエンザの予防接種を、まだ9月だというのに、本日開始しました。

例年10月1日から始めていましたが、10月の接種はどうしても予約が混み合います。

この混雑をどのようにしたら緩和できるか。

考えた末に思いついたのが、接種の前倒し。9.29開始。まさに苦肉(929)の策。

任意接種なので、もともと接種日に制約はないのですが、9月開始というのは意外と盲点です。

ちょうど9/29,30が土日だったのと、ワクチンの入荷が間に合うことがわかったので、踏み切りました。

ところで「あまり早く接種すると、流行期には予防効果が切れてしまわないか」とご心配の方へ。

まず、たった2日早めただけですから、従来の10月1日開始と比べて大差ないでしょう。

「そもそも10月接種が早すぎないか」とご心配の方へ。

大丈夫です。ワクチンの予防効果は約5カ月続くと言われています。

また、2回接種する場合の接種間隔は、4〜6週間程度が望ましいとされています。

ということは、1回目を10月頃、2回目を11月に接種すれば、4月頃までの予防効果が期待できるわけです。

もちろん、1回だけ接種する方は、もっと遅く始めてもかまいません。

と言ってはみましたが、インフルエンザは、ワクチンで完璧に予防できる感染症ではありません。

流行期の手洗いなどの方が、ワクチンよりもむしろ大事かもしれませんね。

ジャージ

ビックカメラとユニクロの、共同店舗のニュースを見ました。その名も「ビックロ」 

以前私が提唱した「<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-118.html" target="_blank" title="びっくりドンキホーテ">びっくりドンキホーテ</a>」にも匹敵する、オヤジな命名です。

そういえば先日、もう10年ぶりぐらいに、ユニクロに行きました。

犬の散歩をするとき用のパンツを買うためなのですが、ちょっと良いものは、意外と高いですね。

安いものとなると、室内着しかないので、それを買いました。

なのでいま、散歩のとき着用しているのは、室内着です。

普通のスウェットよりも薄く、下着のように体にフィットして動きやすいです。

朝5時台の真っ暗な時間帯の散歩なので、恥ずかしくもありません。

思い出すのは、大学に入学して初めての合コン。

私はそこに、上下揃いの、ジャージを着て行きました。

だって、合コンに恥ずかしい格好して行くわけにはいかないでしょう。

その日のために大学生協で「おニュー」を買いました。ベージュにブラウンのライン入りです。

当時はこれで、オシャレしてるつもりでした。それがよけい、恥ずかしい。

MRワクチン3,4期終了

熊日新聞の「読者のひろば」に投稿した文章が、今朝の紙面に掲載されたので、ここに転載します。

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 麻しん/風しん混合(MR)ワクチンの第3・4期定期接種が、あと半年で終了します。それぞれ中1と高3を対象としたものです。厚労省等の集計によると、昨年度の接種率は80%台しかなかったそうです。現在対象学年のお子さんには、できるだけ早く接種を受けさせましょう。毎年3月には駆け込み接種が多いです。

 先日、第3期接種を受けていない高2の子がいたので母親に指摘すると「高3で受けますので」とのこと。問題なのはその母親が「中1か高3で受けられますよ」と医療関係者から聞いていたということです。残念ながらその子が来年高3になっても、MRワクチンの定期接種を受けることはできません。

 2008年度から始まった第3・4期定期接種は5年間の時限措置です。5年間のうちに中1と高3の両方を経験することはあり得ません。「中1か高3で受けられますよ」という情報は、誤解を招かないように慎重に伝えるべきでした。

 MRワクチンの任意(自費)接種料金は1万円ぐらいします。自腹での接種では接種率も期待できません。麻疹の撲滅は国策です。定期接種を逃したこどもたちにも、国は無料接種の機会を与えるべきです。

ーーーーー(投稿内容ここまで)

来年度以降も継続されるのは、第1期(1歳児)と第2期(就学前の1年間=年長児)だけです。

MRワクチンの第1・2期接種が始まったは2006年度。このときに年長児だった子が来年中1になります。

第2期接種を受けたこども達からは、第3期は存在しないのです。

もしも「中1で受けられる」という認識で第2期接種をパスした方がいたとしたら、それも悲しい誤解です。

現に、昨年度の第2期接種率は93%しかありません。

定期予防接種制度には、接種漏れの方への救済措置が必要です。

ジャンプ

ウチの犬は散歩のとき、道路にある側溝のフタが格子状の金属のところは、必ず迂回するか、跳び越えます。

どうしてもそのフタを踏みたくないようなのです。

同じ金属でも、マンホールの場合には、平気で踏みつけて歩いています。

水たまりでも、デコボコの砂利道でも、何食わぬ顔で歩いています。

だけど格子状の金属だけは、イヤみたいです。必ずジャンプします。

格子の部分で、足を挟んだことでもあるのか、それとも側溝の中に落ちそうな気がするのでしょうか。

あるいは飼い主に似て、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-348.html" target="_blank" title="足底感覚にこだわり">足底感覚にこだわり</a>をもっているのかもしれません。

いつもの散歩コースには、必ずジャンプする場所が2カ所あります。

ただ、ジャンプはするのですが、加齢に伴う脚力の低下によって、必ずしもうまく跳び越せてはいません。

それでも本人は、満足げです。やはりこだわりなのでしょう。

そばを歩く私も付き合って、同時にジャンプしています。

その様子を誰かが見ていたら、どう思うかは知りません。朝の5時半ごろの光景です。

誤報と訂正

産経新聞が7月に、事実に反する記事を掲載して問題になったことがありました。

私がとりあげたいのは、その誤報の訂正のしかたです。

(1)7月23日付 朝刊で誤報。

(2)7月24日付「産経抄」で前日の誤報記事の内容を鵜呑みにしたコラム。

(3)7月25日付 朝刊第2面に小さく「おわび」記事を掲載。

(4)7月26日付「産経抄」に2日前のコラムを恥じる文章を掲載。

誤報ではない可能性を言う人もいますが、それはさておき、私が注目するのはウェブ上の紙面。

(1)の誤報記事が削除されているのです。ご丁寧に(2)のコラムまで削除です。

「訂正=削除」ではないでしょう。

原文は残したまま、そこに「この記事は間違いでした」と記すのが、正しい訂正だと思います。

だいいち削除したところで、保存記事を転載したブログが、あちこちに見受けられます。

削除するからなおさら、証拠を残しておこうという有志を刺激します。

保存記事にはどんどんリンクが貼られ、拡散していきます。

ネットの世界ではもはや、いったん掲載した記事の削除など、不可能なのです。

実は私のブログも、翌朝読み返して、言い回しや「てにをは」を修正したりすることがあります。

その程度ならこっそり変えても許していただけると思っているのですが、趣旨が変わるのは問題。

オリジナルは残し、「追記」などの形で訂正文を記載すべきでしょう。

足の数

昨日の日馬富士、強かったですね。

白鵬は投げられて、見苦しくも「おっとっと」と一本足。

足と言えば・・・(ちょっと強引な展開です)

「朝は4本足、昼は2本足、夕方は3本足の生き物は何か」

有名なスフィンクスのなぞなぞ。答は「人間」です。

ヒトは、進化の過程で二足歩行をするようになりました。

他の動物の中にも、時々2本足で立つヤツがいますが、それらは概して知能が高そうです。

では一般的に、足の数の少ない方が高等生物と言えるのか。

その理論で言えば、タコはイカよりも高等です。この場合「高等」と「高級」は一致しません。

イモムシには足がたくさんありますが、よく見ると、先端の方の6本だけが細く、あとは太い足です。

成虫になると、6本足の蝶や蛾になります。どうやら後ろの方の太い足は、本物では無かったようです。

わが家の庭で見かける生物の足の数は、犬(4)、昆虫(6)、クモ(8)、ダンゴムシ(14)の順にだんだん増えます。

ムカデに至っては、足の数は30本以上。

高等か下等かはともかく、足が多いほど、ゾワゾワします。

休日当番医

本日、当院は休日当番医でした。

年に2回ぐらい、当番医の順番が回ってきます。

この日は、新聞などの情報を頼りに、当院を初めて受診される方も多いです。

そのような方は当然、当院の予約システムなどご存じありません。

電話でお問い合わせいただく場合もありますが、いきなり来院される方も多いです。

こういった事情から、当番医の日は、従来の予約システムを使わないことにしています。

診療の順番は、原則として「来院順」です。

したがって受付方式は、来た順に帳面に記載する「記名式」を採用しています。

レトロな方式ですが、ネット予約に慣れた私には、むしろ新鮮です。

アナログな方式だからこそ、システムトラブルの心配もありません。

ただし個人情報保護の観点からは、問題が指摘されています。受診者の実名を書く必要があるからです。

その意味で、「記名式」受付は、今後だんだんと廃れていく方式でしょう。

医療機関の外来で、患者を名前で呼び出さず、番号をコールするところも増えています。

自分の番号を呼ばれても、すぐにピンとこなかったりします。

病棟では、病室入り口の名札も廃止されつつあります。

人間的な暖かみが失われるだけでなく、現場はどんどん不便になっています。

ひどい地図

iPhone5の(正確にはiOS6の)Mapは、さんざん叩かれてますね。

ホントにこの地図はひどい。Apple信者の私でも、弁護できません。我慢はできます、信者ですから。

情報不足や不正確さは、ほんとに目に余るものです。笑えるほどです。

GoogleMapでは表示されていた私のクリニック名は、すっかり消え失せています(泣)

航空写真がまたひどい。

東京などの大都市圏ならともかく、熊本は白黒です。空襲後の写真かと見まごうばかりです。

AppleがGoogleをはずすのは、まだ早すぎたようです。

さいわいGoogleは、太っ腹ともいうべきか、iOS6用のGoogleMapアプリを開発してくれました。

敵ながらあっぱれと言うほかありません。

GoogleMapアプリはすでに開発を終了し、現在Appleの審査待ちとのこと。

Appleの複雑な胸中はお察ししますが、意地を張らずに、早く審査を通してほしいです。

iPhone5購入

iPhone5、本日発売。もちろん、発売日に購入するのがApple信者です。

昨年は、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-144.html" target="_blank" title="登録システムがダウンする騒ぎ">登録システムがダウンする騒ぎ</a>もありましたが、今年は(少なくとも午前中は)スムーズでした。

4年前に<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-10.html" target="_blank" title="iPhone3Gを並んで買って">iPhone3Gを並んで買って</a>以来、iPhoneはこれで4台目です。

「日本で発売されたiPhoneは、今回で5代目じゃないですか?」と思われた方、するどい。

白状しますと、iPhone3GSは買いませんでした。

Apple信者ともあろう者が、お布施をケチったのです。

しかしその後は悔い改め、現在に至っております。

さて「iPhone5」の話。じっくり書くと長くなるので、今日は要点だけにとどめます。

(1)デザイン

軽くて薄い。サイズにも違和感なし。とにかく驚くのは、その「軽さ」です。

(2)LTE

熊本だからあと半年は諦めよう、と思っていましたが、意外と使えるのに驚きました。けっこう速い。

(3)Map

情報量が圧倒的に少ないです。いわゆる「スカスカ」です。Google Mapアプリを待ちましょう。

(4)料金

驚きのサービスが用意されていました。書くと長くなるのでまた後日。

まとめ

Mapの不備を補って余りあるほど、LTEがイケてます。