当院では「ミニカルテ」と名付けている診療手帳を、全ての患者さんにお渡ししています。
その内容や目的については、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-138.html" target="_blank" title="以前詳しく書いた">以前詳しく書いた</a>ことがあるので、今日は別の話。
ミニカルテは、調剤薬局で使われている「お薬手帳」と同じ、A6サイズの手帳です。
毎回の診療内容などの詳細を、シールに印刷して貼っていきます。
プリンタは、ブラザー工業のラベルプリンター「ピータッチQL-1050TypeA」を選びました。
10cm幅のシールが印刷できるので、A6サイズにはぴったりだからです。
他社製品も考えたのですが、パソコンとの連携や消耗品のコストなどの理由で、ブラザーに決めました。
残念ながら、Macに対応していないので、受付のWindows機に接続して使っています。
ラベル印刷といえば、キングジムの「テプラ」が有名ですが、これも元々はブラザーが開発したものでした。
ブラザーも後に、自社でピータッチを海外向けに発売しましたが、国内販売はずいぶん後のこと。
キングジムはブラザーに、毎年6億円支払っているそうです。テプラの特許の実施許諾料です。
その支払期限が今年12月に終了すると、今日の日経が報じていました。
そのニュースで思いついて、このたび新たにテプラを購入しました。小物やファイルに貼るラベル用です。
キーボードが付いていない、パソコン接続専用のものにしました。
残念ながら、Macで使うと機能が限定されるようです。
Appleが世界最大の企業になった今でも、あいかわらずMacは肩身が狭いです。