クラウドパニック

ストレージサービスのひとつDropboxは、いまや私にはなくてはならないクラウドシステムです。

ほとんど存在感も感じさせず、空気のように私のそばにいる大事な「お友達」とも言えます。

ところが昨日は、その友達に恐ろしい目に遭わされました。

クラウドでは一般に、セキュリティー上の問題が懸念されますが、もうひとつ大きな問題が存在します。

それはシステムの不具合。昨日突然、ファイルの同期速度が極端に低下したのです。

使っていたファイルがみな、同期待ちの状態になり、もはや何も作業ができなくなりました。

ネットで対処法を検索し、帯域設定を変更してアップロード速度を上げてみましたが、効果なし。

職場のネット環境の問題かとも思いましたが、帰宅して操作してもまったく同じ状況です。

クラウドサービスは本来、自分がどこにいても、仕事ができるためのシステムです。

ところがひとたび不具合が生じると、自分がどこにいても、仕事ができなくなってしまうのですね。

で、今朝起動してみると、これがウソのよう。「友達」はいつもの顔に戻り、サクサク仕事しています。

とりあえずよかったんだけど、なんだか素直には喜べない、ちょっと複雑な気持ちです。

少し慎重になって、顔色を見ながら、この友達と付き合っていくことにしよう。