欧州合同原子核研究機関(CERN)が発見しようとしていたのは、ヒッグス粒子だけではなかったようです。
もうひとつのターゲットは「超対称性粒子」だそうです。
標準理論で予測されていた17種類の素粒子が、すべて見つかったと思ってたら、大間違いでした。
超対称性理論によれば、その17種類すべてに、「パートナー」となる粒子が「あるはず」だそうです。
見つかったばかりのヒッグス粒子のパートナーも、すでに名前は決まっています。ヒグシーノです。
ニュートリノのパートナーは、ニュートラリーノというそうです。
いま急にクラリーノを思い出しました。
ともかく、未発見の素粒子が、あと17種類あるというわけです。
CERNの加速性能が現在の2倍になれば、超対称性粒子のどれかが見つかる可能性があるとのこと。
これでしばらくの間、ノーベル物理学賞は素粒子物理学者の独擅場となるのでしょうか。
それにしても、17個でもどうかと思ってたのに、素粒子が全部で34種類だなんて、多すぎませんか。
たぶん、もっと小さい「ホントの素粒子」があるはず。