9億5千万人といわれるFacebookのユーザー数のうち8.7%は、虚偽または重複したアカウントだそうです。
パスワードを忘れたユーザーが、また新規登録をする、なんてことは確かにありがちでしょう。
登録の敷居もコストも低いのです。
将来的には、私のクリニックのホームページやこのブログも、全部Facebookに一体化する計画です。
なにしろ、いま私が利用している状況においては、利用料金が完全に「無料」です。
画面右の方に自動的に広告が表示されますが、そんなものはまったく「無視」です。
スマホ等で撮影した写真をアップロードでき、その保存領域は事実上「無限」です。
登録者数は星の数ほど増えたけど、無料利用者ばかりで儲けを出しにくいのが、Facebook社の悩みです。
「9万人にハンバーガー無料クーポンを配ってみたら、ほとんど全員、クーポンの商品しか食べなかった」
ハンバーガーショップに例えれば、こんな感じでしょうか。しかもクーポンは今も配り続けてている。
こんなことで、経営は成り立つのか? 市場もそれを心配しているようで、株価も下落中です。
私も大いに心配しています。
なぜならば、Facebook社が儲かるための仕組みを、これからいきなり導入してくる可能性があるからです。
そうでなくても、Facebookの「仕様」はコロコロ変わります。強制的に、世界中一斉に変わります。
利用者はただ、それに従うしかありません。
怖いのは、そのような変化に翻弄される人間が、世界に9億人もいるということです。
ザッカーバーグCEOが狂気に走らないことを祈るのみです。