消費増税法案が、本日衆議院本会議で可決されました。
休診日だったので、NHKの生中継をず~っと見ていました。
採決に先立って、各党派の代表者7名による討論が行われました。
共産・民主・きづな・自民・社民・公明・みんな、の順に、いってみれば「消化」演説のようなもの。
いまさらどうなるものでもないし、早く採決したらどうなの?って感じです。
それでも少し面白かったのは、自民党と公明党が、めいっぱい民主党を批判したところでしょうか。
「法案には賛成するが、民主党には賛同できない」ということでしょう。
それから、最後の演者、渡辺喜美氏の反対討論は、なかなか迫力があって良かった。
こういう演説は聞いてて面白いですが、残念なことに、採決の結果には影響なし。
さて、渡辺氏が演壇から降りたと思ったら、いきなり採決に移りました。休憩無しです。
いやあ、議員の先生方、おトイレは大丈夫なのか。ていうか、見ている私もトイレに行けずじまい。
まず、いくつかの法案については「起立による採決」を行う旨が、議長より告げられました。
そして明らかに、大多数の議員が起立しました。これは一目瞭然。
もしも微妙な数だったら、起立者数をどうやって数えるのか心配していましたが、杞憂に終わりました。
議長は会場には一瞥もくれず「起立多数」と宣言。さすがです。起立音だけでわかるのでしょう。
続いて、重要法案3つの表決に移りました。こんどは記名投票です。
議長が「議場閉鎖」を宣言。ちょっと緊張してきます。
記名投票というのは、あらかじめ名前の書いてあるフダを自分で前まで持って行くという、例のやり方です。
賛成なら「白票」、反対なら「青票」を投じます。青票といっても色は緑ですが、それはまあいいでしょう。
1法案ごとに、約460人の議員が、名前を呼ばれてゾロゾロと、時計回りに登壇し、フダを手渡して降壇。
係員がフダを集計し、数を報告し、賛成多数により議長が可決を宣言。これを3法案分、3回繰り返し。
まあそれにしても時間がかかる。参議院のような押しボタン式にしてもよいのでは?