タブレット

Appleは昨日、iPhone, iPad用の新OS、iOS6を発表しました。

かなり革新的です。このOSが出るなら、先日発売された新しいiPadを買ってもいいなと思いました。

そこで今日は、Appleファンの観点から、タブレットの今後を俯瞰してみました。

いまタブレットの世界シェアは、OSベースでざっくりと、iOS 6割、Android 4割ってとこです。

iOSのタブレットはiPadだけですが、Androidには各社の製品があります。

米国では、Androidタブレットの過半数が、AmazonのKindle Fireだそうです。

原価割れするほど安いといわれるこの端末。やがて日本でも発売されるので、要注意です。

そのAmazonの商売といえば、通販と広告収入。どうしてもGoogleと競合します。

なのでKindle Fireは、Googleにとっては痛し痒しのタブレットというわけです。

こういった流れのなかで、Goolge自身がタブレットを出すのは、当然の帰結でしょう。

これが噂のNexusです。今月末にも発表されるとか(これも噂)。

忘れてならないのはMicrosoft。昔からのAppleの宿敵です。

今年10月以降に、Windows8の発売を予定しています(これはほぼ確定)。

このOSによって、Microsoftもタブレット市場に切り込む戦略です。

ただ個人的には、あまり驚異に感じてはいません。

なぜなら、Windowsタブレットにシェアを奪われるのは、おもにAndroidではないかと私は思うのです。

Windows派にはアンチAppleが多く、所有するタブレットもAndroidの割合が高いと推測できるからです。

幸いなことに、MicorosoftとGoogleは、決して仲良しではありません。

またAmazonとGoogleとは、広告業界の敵同士です。

それらがお互いにケンカしてつぶし合っている間は、Appleのシェアは安泰だと思うのですが。甘い?