ビールの味

暑くなってきました。帰宅後の楽しみはビールですね。

アルコール度数が低く、こどもの頃にもよく飲まされた(と白状する)アルコール飲料です。

小学生の頃、法事などの席で親戚の伯父さんが「まあ飲みなさい」とビールをコップに注ぐようなことは、しばしばありました。

未成年どころか小学生ですが、「せっかく」なのでちょっと口を付けたりしました。

おおらかな時代でした。40年以上前の話なので「時効」ですよね。

あの頃のビール。ホントに苦かった。

ヒリ付くようなのどごし。ゲップをすれば鼻の奥が突き刺されたように痛い。

どうして大人はこんなものを飲むのかと、つくづく思ったものです。

それに比べたら、いま飲んでいるビールは全然苦くない。飲みやすすぎる。

なぜなのでしょう。理由は二つ。

(1)消費者の好み等をふまえて、ビールの味が変わってきた

(2)私の味覚が変わった(大人になった)

おそらく(2)が主体でしょう。

味覚の中でもとくに「苦み」は、年齢と共に感覚が鈍くなっていくのかもしれません。

逆に言えば、こどもは苦みの感覚が敏感なので、苦い食べ物が嫌いなのでしょう。

たとえばピーマン。私もこどもの頃は嫌いでしたが、今はむしろ好きです。

ゴーヤも30代頃から好きになりました。

パセリはまだ。