エヴァンジェリスト

スマートデバイスを、どのようにしてビジネスに生かすか。

そのような趣旨の講演会に、昨日参加しました。題して「iPhone・iPadビジネス活用セミナー」

演者の中山五輪男氏は、Apple認定の「シニアエヴァンジェリスト」だそうです。

この肩書きを許されているのは、日本で2人だけ。もう1人は孫正義氏とのこと。

思えば昔から、Macはエヴァンジェリスト(伝道師)によって支えられてきました。

Appleが90年代を生き延びたのは、Mac信奉者による布教活動のおかげといってもいいでしょう。

たぶん私もその一人でした。エヴァンジェリストといっても、特別な人間ではないのです。

「Macは面白いよ」「楽しいよ」という思いを伝えるのが、その役目です。見返りは求めません。

しかしそれは結果的に、Apple社が倒産しないための、営業活動でもあったのかもしれません。

iMacの成功以降も、エヴァンジェリストは活動を続けています。

「Apple=Mac」の時代はとっくの昔に終わり、Mac教はApple教へと拡大しました。

だから私もApple教の信者なのですが、宗派は何かと問われれば、正統派「マッキントッ宗」です。

iPhoneやiPadから入信した、「スマートデバイ宗」の門徒とは一線を画したい。