コンプガチャ

「コンプガチャ」・・・私は初めて聞いた言葉でした。

ソーシャルゲーム上で、「アイテム」を「ガチャ」によって集め揃えて「コンプリート」すると、希少性の高いアイテムを入手できること、のようです。

これが景品表示法に抵触すると、消費者庁が判断しました。

仮想アイテムをリアルなお金で買うこと自体、私には理解できませんが、それは私がソーシャルゲームをやったことがないためでしょうか。

のめり込みやすいように作られたゲームの仕組みですが、違法とまでは思えません。

ついついお金をつぎ込んでしまうのが問題としても、すべては利用者の「自己責任」だからです。

しかしそれでも、子供の利用においては、配慮が必要かもしれません。

私が小学生の時、社会問題になった「アイテム」がありました。

仮面ライダーカードです。仮面ライダースナックに付属していた、リアルなアイテムです。

私の学校でも、スナックを段ボール一箱分買って、お菓子は全部川に捨てた子がいて、大きな問題になりました。

カードに興味がなかった私には、そのためにお菓子を捨てるなんて、信じられない話でした。

当時の私は、お小遣いが少なくて、買い食いの習慣もありませんでした。

たまに友達が食べている仮面ライダースナックを、少し分けてもらったことがあります。

味の評判はあまりよくなかったですが、私は好きでした。

段ボールを川に捨てた彼には、捨てる前に私に相談して欲しかった。