新聞読み比べ

ブログの読者から、最近時事ネタばかりで面白くない、とのご意見を頂戴しました。

申し訳ございません。「読紙」の副作用と思われます。

ちなみに読紙とは、趣味として新聞を読むことです。私の造語です。まだ普及していません。

私が定期購読しているのは熊日と日経ですが、朝日、毎日、読売、産経もWebで斜め読みしています。

社説は、熊日を除く5紙、全部精読します。読み比べます・・・朝から疲れます。

各紙のイデオロギーは、おおむね

 <左> 朝日・毎日・日経・読売・産経 <右>

たとえば昨日、憲法記念日の社説は、

 朝日:現憲法の基本的人権について展開。改憲論そのものを無視。 

 毎日:論憲。憲法については論議が必要とし、将来の改憲は否定しない。

 日経:改憲。少しずつ、国民が賛同しやすい部分から。

 読売:改憲。自民党の改憲案にほぼ同調。

 産経:改憲。現憲法には欠陥あり。新憲法制定を。

なので、護憲から改憲まで並べると、イデオロギー順とそっくり同じ。

 <護憲> 朝・毎・日・読・産 <改憲>

ちなみに、各政党のスタンスは、

 <護憲> 共産/社民・公明・みんな・民主・自民 <改憲>

だと思います(間違ってたらご指摘下さい)。

原発問題では、朝・毎が「脱原発」なのに対し、日・読・産は「再稼働」。

面白いのはTPP。5紙そろって「推進派」。イデオロギーよりも財界が大事?