ブロッコリー健康法

ブロッコリーを毎晩食べていることは、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-68.html" target="_blank" title="以前も書きました">以前も書きました</a>が、もう1年以上続けています。

もちろん、毎日1株です。

かつて私はブロッコリーが嫌いでした。付け合わせに出てきても、箸を付けませんでした。

いまは、好きというより生活習慣といったところです。

夕食のとき真っ先に、1株食べます。

しかし1株食べていると、途中で飽きてきます。なにしろ味が単調です。

なのでドレッシングだけでなく、ハムやチーズやナッツや佃煮を併せて、味に変化をもたせます。

それでも、食べ終わるまでにけっこう時間がかかります。

うっかりすると、ブロッコリーだけで満腹になったりします。

毎晩毎晩ブロッコリーを茹でている家人は、茹でながらもどしそうになると言います。

食事の最初に野菜を食べたら、その後の糖分吸収が抑えられると、健康番組などでよくいわれます。

だから私の場合、1株のブロッコリーが糖分吸収を完璧にブロックしてくれるものと期待しています。

ですが、やせませんね。

Appleと中国

Appleのホームページで、この夏にも登場するという次期OSの「先行告知」を見て驚きました。

「中国向けのまったく新しい機能」が備わるというのです。

たとえばブラウザには、Baidu(中国語表記で「百度」)検索が追加されるとのこと。

Baiduといえば、中国ではGoogle(中国語表記は「谷歌」)をしのぐ、圧倒的シェアの検索エンジンです。

この中国人向け新機能を、日本のHPで大々的に披露するというのはどういうことなのか。

そこにAppleの戦略を感じます。つまり「中国シフト」と「Google離れ」。

中国は、Apple製品の主要生産拠点にして超巨大市場です。

Appleは、かつてジョブズが「Androidは叩きつぶす」と言ったほど、Googleとは敵対しています。

次期iPhone (iOS6)ではGoogle Mapと決別するとも噂されています。

そのGoogleにとっての中国は、検閲問題やサイバー攻撃を繰り出してくる、いわば天敵。

つまりAppleにとって、中国は敵の敵すなわち味方、という構図ではないでしょうか。

「中国シフト」と「Google離れ」は、表裏一体と言えるかもしれません。

バーベキュー

暑い中、今日はクリニックの職員たちとのバーベキュー会でした。

私のBBQ歴はまだ2年ですが、それなりに試行錯誤してきました。

では、これからBBQを始める方に、ワンポイントアドバイス。

【コンロ】ステンレスでも雨ざらしにすれば錆びる。

【 炭 】安物では火力がダメ。炭はケチらない。

【 火 】カセットボンベ装着タイプのバーナーが着火に便利。

【 風 】自宅でやるならドライヤーで送風。超強力。

【 犬 】火からは離してつなぐ。

【 水 】火のそばには水を忘れずに。犬のそばにも。

【 肉 】安い肉だとカチカチになる。

【串焼き】串が焼けて折れやすい。

【手羽先】皮側から焼く。骨を犬にやらない。

【ビール】よく冷やす。

【トング】短いのは熱い。

【軍 手】妙に熱いと感じたときは、たいてい穴が開いてます。

【焼き芋】濡れた新聞紙を巻いてアルミホイルで包んで焼く。絶品。

【天 気】曇りでは盛り上がらず、晴れると女性陣に不評。

【片付け】めんどくさいけど、その日のうちに。

ウチのBBQでいつもいちばん喜ばれるのは、BBQ後のフルーツポンチです。なんだかなぁ。

こどもの発想

大人になると、固定観念が邪魔をして、画一的な思考になりがちです。

だからこどもに接したとき、しばしばその発想の自由さに驚かされます。

最近の例。診察室で、おなかが痛む子を前にして。

私「いちばん痛いときを10としたら、今は何ぐらい? 5ぐらい?」

子「いちばん痛いときでも3ぐらい」

大人の世界で通用する尺度を持ち出して相対評価を試みたら、こどもは、いきなり絶対評価をしたわけです。

小さい頃の娘との会話。

娘「色の中で何がいちばん好き?」

私「水色」

娘「数字の中で何がいちばん好き?」

私「7」

娘「じゃあ、水色と7では、どっちが好き?」

こどもたちのように、カテゴリーだとか、次元だとかに縛られない、自由な発想をしたいものです。

蛇足

「子供」という表記は差別的だそうで、マスコミでは「子ども」か「こども」を使っています。

今日のブログも、「子供」と書いて不快な気持ちになる方に配慮して「こども」にしました。

当の「こども」たちには何の関係もない、大人の論理です。

心臓外科医不足

熊日新聞の「読者のひろば」に私が5/20に投稿した文章が、今朝の紙面に掲載されたので、ここに転載します。

 熊大心臓外科の医局員不足が大きく報じられました。その原因は二つあると私は思います。ひとつは診療科による医師の偏在、もうひとつは心臓外科特有の問題点です。

 医師は毎年数千人増えているのに、部署によっては医師不足が深刻です。忙しい診療科の医者のなり手が少ないからです。とくに近年の医師研修制度によって、研修医は先輩医師の生活を目の当たりにした結果、現実的な選択をする傾向が強まりました。拘束時間が長くリスクも多い診療科と、そうではない診療科の医師とで、勤務医の給料がほぼ同じであることも問題。過酷な労働に見合った報酬にすべきです。

 心臓外科医としての技術を保つためには、年間50から100例の執刀を続ける必要があるとされています。それを満たす医師の数は、各医療機関にせいぜい2,3人。手術総数があまり多くない施設では、若手心臓外科医をどのように育てればよいのか、頭を痛めています。

 多忙、薄給、ハイリスクで、一人前になるのも困難な心臓外科。今回のことは、熊大に限った問題ではありません。志のある若者が心臓外科医になる道を閉ざさないために、医療行政と医学教育の両面からの制度改革を望みます。

脱法ハーブ

脱法ハーブを吸って運転したひき逃げ犯が、危険運転致傷罪で送検されました。

このニュースを聞いてまず思ったのは、もっと重大な結果をもたらした例の亀岡市の「事故」が、どうして危険運転にできないのか、ということ。

<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-202.html" target="_blank" title="以前にも書いた">以前にも書いた</a>ことなので、今日はここまで。

もうひとつ思ったことは、「薬物」摂取後の運転について。

危険運転と認定するための要件として刑法では、

「アルコール又は薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ」た場合を、筆頭に上げています。

アルコールも脱法ハーブも、それによって正常な運転が困難であれば、これに該当するわけです。

注意すべき点はその薬物が、違法・脱法なものであることは必要条件ではないと言うことです。

例えば風邪薬を飲んでひどい眠気がきたら、それは「薬物」の影響で「正常な運転が困難」になった状態です。

なのでそれを無理して運転して、事故でも起こしたら、危険運転とみなされても仕方ありません。

処方する医師や薬剤師は「眠くなるかもしれないので、運転には注意してください」と注意喚起しています。

しかし最大限に安全を考慮して、「運転前は内服禁止」と言っておいた方がよいかもしれません。

「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」は、アルコールに限った話ではないのです。

締め切り

売れっ子漫画家でも人気小説家でもないのに、締め切りに追われる日々を送っています。

ブログを毎日更新し続けているからです。自業自得です。

ネットで新聞コラムをみると、脱稿時間っぽい時間が書いてあり、たいてい深夜1時前後です。

この人達は、絶対に穴を開けられないので、毎晩大変でしょうね。

人間というモノは、と一般化すると怒られそうなので少なくとも私は、締め切りが有ると無いとでは、集中力が違います。

かつて、学会の演題申込は、締め切り前になって毎度ドタバタしていました。

最近は、ネットで演題登録するのが当たり前ですが、昔は申込用紙を郵送していたのです。

その演題抄録を印刷する用紙がまた、プリンタにもセットしにくい変形用紙。

行数と一行の文字数と文字の大きさが指定されていて、印刷をミスるとアウト。

早くから準備すれば良いのに、なぜか2,3日前から取りかかります。

やっとまとめ上げても、教授や指導医のチェックで書き直し。

たいてい締め切り前夜に完成、印刷。ダッシュで郵便局に持ち込み、速達で郵送。

あとでミスプリに気付き、学会事務局に電話して、後日訂正の申込書を郵送したこともしばしば。

訂正の場合には、締め切りを過ぎていても認めてもらえました。

この仕組みに気付き、とりあえず未完成でも期限内にいったん申込書を郵送し、あとで本物の申込書に「差し替える」などという、実質的に締め切りを延長する「裏技」を使ったこともありました。

こんなことしちゃ、いけませんねぇ。

ビールの味

暑くなってきました。帰宅後の楽しみはビールですね。

アルコール度数が低く、こどもの頃にもよく飲まされた(と白状する)アルコール飲料です。

小学生の頃、法事などの席で親戚の伯父さんが「まあ飲みなさい」とビールをコップに注ぐようなことは、しばしばありました。

未成年どころか小学生ですが、「せっかく」なのでちょっと口を付けたりしました。

おおらかな時代でした。40年以上前の話なので「時効」ですよね。

あの頃のビール。ホントに苦かった。

ヒリ付くようなのどごし。ゲップをすれば鼻の奥が突き刺されたように痛い。

どうして大人はこんなものを飲むのかと、つくづく思ったものです。

それに比べたら、いま飲んでいるビールは全然苦くない。飲みやすすぎる。

なぜなのでしょう。理由は二つ。

(1)消費者の好み等をふまえて、ビールの味が変わってきた

(2)私の味覚が変わった(大人になった)

おそらく(2)が主体でしょう。

味覚の中でもとくに「苦み」は、年齢と共に感覚が鈍くなっていくのかもしれません。

逆に言えば、こどもは苦みの感覚が敏感なので、苦い食べ物が嫌いなのでしょう。

たとえばピーマン。私もこどもの頃は嫌いでしたが、今はむしろ好きです。

ゴーヤも30代頃から好きになりました。

パセリはまだ。

強風で運休

東京スカイツリーは、開業初日から、強風のためのエレベーター停止騒ぎとなりました。

安全を考慮して「大事を取った」ことはわかります。

しかし、高倍率の抽選でやっと手に入れた入場券なのです。「徐行運転」はできなかったのでしょうか。

かつて高松に住んでいた頃、強風によるJRの運休で、ひどい目に遭ったことがあります。

岡山で開催されていた学会に出席したときの顛末です

台風が接近していたので、前日から岡山入りしておけばよかったのですが、甘く見ました。

学会場はJR岡山駅に隣接したホテルなので、自分の発表時間から逆算して、ギリギリ間に合う電車に乗るつもりでした。

ところが、高松駅に到着してみると、強風のためJR瀬戸大橋線が止まっているのです。

私はなすすべもなく、そこに立ち尽くすほかありませんでした。

やがて何かの気配を感じてふと我に返ると、目の前にTVカメラがあり、私を撮影中なのです。

まさかニュースのカメラ? まさか生中継?

電光掲示板を見上げ、絵に描いたように呆然としていた私は、恰好の撮影対象だったのです。

何と言うことか。口が半開きではなかったか。大恥をかいたことは間違いありません。

慌ててその場を去り、タクシーでいったん帰宅。自家用車で岡山に向かうことにしました。

電話で確認したところ、瀬戸中央自動車道はまだ閉鎖されていませんでした。

ところが、いざ橋を渡ってみると横風がハンパない。車が揺れる揺れる。平気で隣の車線にもっていかれます。

ほとんどの車が安全のために路上で停車している中を、必死の思いで運転しました。

過去の私の運転歴の中で、最悪最恐のドライブでした。

おまけに、学会発表には大遅刻。その日2度目の大恥をかきました。

禁酒令

職員の不祥事を受けて、福岡市長が「禁酒令」を発令しました。

ずいぶん大胆なことをやったものです、高島市長37歳。

「ショック療法」だそうですが、批判をかわすためのパフォーマンスに終わらないでほしいものです。

禁酒令下で飲酒できるのは「自宅」だけ。

「自宅」という名の居酒屋もだめでしょう、それが「我が家」でも「オレんち」でも。

他人の「自宅」で飲むのも禁じられています。

昨日5月21日からの1カ月間だけとはいえ、この時期だから可能だったとも思えます。

3月や4月は歓送迎会シーズン。大型連休中はどんたく。7月には山笠、8月はお盆。

6月は奇跡的なタイミングです。

不運なのは、「ジューン・ブライド」を計画していた職員とその同僚・上司たち。

市職員同士の結婚披露宴の場合、盛り上がらないことは必至です。

一方だけが職員の場合、会場の半分だけが大盛り上がり。

披露宴で例外的に飲酒が認められているのが、結婚する「本人」。

なので「本人」が集中的に飲まされる羽目になりそうです。

足元のバケツに酒を捨てることなど、決して許されないでしょう。