大型連休

大型連休に突入しました。

暦通りなら3連休+4連休の飛び石、中2日にも休みをとれば全部で9連休。

思えば子供の頃は、いまよりも連休がずっと少なかった。

もちろん土曜日は休みではありません。「半ドン」でした。

だから、たまたま土曜日か月曜日が祝日だと、2連休になり、大喜びしたものです。

逆に、日曜日が祝日だった場合はガッカリ。休みは1日限り。大損した気分。

そりゃあんまりだろうってことで、月曜日が振替休日になったのはだいぶ後のこと。

小学生の頃のある年、5月4日はもちろん祝日ではありませんでしたが、その日がたまたま日曜日だったため、夢の3連休が出現しました。

日本中がこの大型連休に湧いたものです。

その後、週休2日の世の中になり、祝日はやたらに月曜日に寄せ集められ、いまや土日月の3連休は珍しくなくなってしまいました。

人々が大騒ぎするのは、もはや4連休以上だけです。

人間の欲望というものは、底知れぬものです。

ところで当院は「土日祝日診療」というのがウリです。定期休診日は火曜日と金曜日。

では、祝日が火曜や金曜だったらどうするか?

現在、火・金は、たとえ祝日でも、休診日としています。

つまり、「祝日診療」よりも「「火・金休診」の方が優先するわけです。

実は開院当初(最初の1年ぐらい?)は、「祝日診療」の方を優先していました。

「あそこは祝日でもやっているはず」という患者さんの期待を裏切るわけにはいかない、というのが理由。

しかし実際やってみると、定期休診日が祝日のためにフイになるのは、なんともやりきれません。

私一人の問題ではなく、職員やその家族の負担も考慮しなければなりません。

そんなわけで、職場としての「完全週休二日」を維持するために、「火・金休診」を優先しているのです。

ご理解をいただければ、幸いです。