新しいiPadと日本語Siriさん

「iPad3」の登場を待ち望んでいたら、発表されたのは「The new iPad」でした。

かつて「iPhone5」との予想を覆して「iPhone4S」が発表されたときは、

「4S = for Steve 」という図式が助けとなって、Appleファンも納得したものです。

しかし今回、何というか、肩すかし。

連呼される「iPad3」に、クックCEOがヘソを曲げて「3」をはずしたのか。

今回実装されたCPUについては、事前のリーク通り「A5X」でしたが、名称ばかりは漏れませんでした。

Appleの鉄壁の情報管理には恐れ入ります。中国で作ってるのに。

ところで本日、前触れも無く、iPhone4S内蔵のバーチャルアシスタント<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-148.html" target="_blank" title="Siri">Siri</a>が、日本語対応になりました。

新しいiPadへのSiri搭載に合わせたものでしょう。

これまでの外国人Siriさんは、私の英語の発音をよく聞き取ってくれないこともしばしばで、ちょっともどかしい思いをしてきました。ていうか、少し飽きていました。

そこに突然、日本人Siriさん登場です。

さっそく導入。初対面なので、まず名前を尋ねてみると

「名前ですか、Siriです」

日本人というよりも、日本語のできる外国人、という感じの方でした。

迷惑携帯

東京の地下鉄は、地下走行中の車内でも、携帯通話やネット接続が出来るようになるそうです。

たしかに便利ですが、どうなんでしょうか。

熊本でも、たまに電車に乗ると、座っている乗客の大多数が携帯端末を操作している光景に遭遇し、ゾッとします。こういうのが未来社会の姿なのでしょうか。

そもそも彼らはいったい何をしているか。

メール? ゲーム? ツイッター? まさか私のブログを読んでる?

メールや電話の着信確認なら、ホームで列車を待つ1分間で十分でしょう。

列車内では、ネット接続できないようなシステムにしてはどうでしょう。

全車両とは言いません。通信不可車両を設定するという発想はないのでしょうか。

コンサートホールなどは、すでにそのようなシステムのところもあります。

妨害電波を発信して、周囲の携帯をみな「圏外」にしてしまう装置は、通販でも買えます。

しかし調べてみると、十分に効果のある「通信抑止装置」には免許が必要とのこと。

免許の要件は3つ。

(1)閉鎖空間で使用する

(2)その空間の人々の保護を図る必要があって通信を抑止する

(3)通信抑止の承諾が携帯電話等の利用者から得られる

このうち(2)がネックとなって、免許はたいていコンサートホール等に限られるようです。

個人が通信抑止装置作動させると、ほぼ、電波法違反です。

でも、自分がこっそりと、その装置を持っていたらなぁ、と思う瞬間は時々あります。

きっと痛快でしょうね。

一升酒

野田首相がおとといの夜、「久しぶりにしっかり一升飲んだ」そうです。

そのような深酒をしたこと自体と、それを公言してはばからないことの2点で問題です。

国家の危機管理上どうなのか。

「久しぶりに」とか「しっかり」という表現からは、

「日頃は節制してあまり飲んていなかったが、昨夜は痛飲しましたよ」

という風な、なぜか余裕すら感じます。

どうやら、気の置けない仲間(腹心たち)との会合だったことは間違いなさそうです。

「一升」という量が多すぎるのかどうかは、その人のアルコール処理能力等にもよるでしょうが、一般的にはかなりの酒量です。

それを悪びれもせず白状するのは、酒豪の野田さんにとって、一升なんてたいした量じゃないのでしょうか。

それとも、楽しい酒席だったことを強調するために、酒量を少し「盛った」のかも。

料理店の滞在時間は3時間弱。正味150分として、15分に1合のペースで10合。

そんなときに首都直下型地震でも起きたら・・・私ならもどしそう。

うるう年

Microsoftが運営するクラウドサービスで、2月29日に大規模な障害が起きました。

その原因は、「うるう年」に関する計算ミスだったとのこと。

なんだか、Excelで日数計算するのが不安になるようなニュースです。

ここで、グレゴリオ暦のおさらい。

(1)4で割り切れる年はうるう年

(2)ただし、100で割り切れる年は、うるう年ではない

(3)ただし、400で割り切れる年は、やっぱりうるう年

Microsoftは元々「うるう年」に弱いようです。

かつてExcelで、1900/2/29というあり得ない日付を入力してもエラーにはならなかったという「前歴」があるそうです。

今はどうなのか、私はMac派なので検証しようがありません。

しょうがないので、Macではどうなのか、Mac純正の表計算ソフトで調べてみました。

すると1600年までは、うるう年が正しく認識されましたが、1500年もまた、うるう年との判断。

グレゴリオ歴が1582年に制定されたので、1500年についてはユリウス歴に従ってうるう年と判断したとすれば、ずいぶん「深い」プログラムですね。

では逆に、未来の日付では、いつまで正しく認識されるのか。これも調べてみました。

その結果、西暦144680年までOK、144684年からはうるう年の認識がうまくいきません。

このまま放置すれば、14万2672年後に、Macでトラブルが起きる危険があります。