「○○のほうになります」とか「○○で大丈夫ですか」などの若者コトバについては、<a href="http://tsuruhara9linic.blog116.fc2.com/blog-entry-22.html" target="_blank" title="以前にも書い">以前にも書いた</a>ことがありますが、嫌いです。
ただしこれらは、決して新しい単語や表現では無く、使い方が間違っているだけです。
では、使い方が間違っている(と思える)表現はすべて嫌いかというと、そうでもありません。
【全然】
「全然OK」とか「全然楽しい」など、「全然+肯定形」は、私も好んで使います。
これは元々正しい用法で、そのことについて最近、新聞やテレビなどが時々取り上げるので、私も安心して使えるようになりました。
この表現がいま市民権を「再」獲得しつつあるのは、若者コトバのおかげかもしれません。
【いい意味で】
味のある婉曲表現に使えます。
「いい意味で失敗作だねぇ」と言えば、「失敗は成功の元」という励ましにもなります。
相手に対して言いにくいことを言うときに、とくに文末に使うと、辛辣な感じが薄れます。
「美味しくないね、いい意味で」など、これから使ってみたい、とぼけた表現です。
【ある意味】
使い方によっては、否定的ニュアンスを出すこともできますが、完全否定でもない。
「ある意味勉強中」ならば、実態としては「ほとんど」勉強していないのだけれど、勉強しようという気持ちだけはある感じ。
【微妙】
「少しだけ」とか「なんとも言えない」という意味のほかに、「どうでもいい」というニュアンスもあります。
このブログ面白いですか、と尋ねたとき、いちばん返ってきそうなコトバです。