東京の地下鉄は、地下走行中の車内でも、携帯通話やネット接続が出来るようになるそうです。
たしかに便利ですが、どうなんでしょうか。
熊本でも、たまに電車に乗ると、座っている乗客の大多数が携帯端末を操作している光景に遭遇し、ゾッとします。こういうのが未来社会の姿なのでしょうか。
そもそも彼らはいったい何をしているか。
メール? ゲーム? ツイッター? まさか私のブログを読んでる?
メールや電話の着信確認なら、ホームで列車を待つ1分間で十分でしょう。
列車内では、ネット接続できないようなシステムにしてはどうでしょう。
全車両とは言いません。通信不可車両を設定するという発想はないのでしょうか。
コンサートホールなどは、すでにそのようなシステムのところもあります。
妨害電波を発信して、周囲の携帯をみな「圏外」にしてしまう装置は、通販でも買えます。
しかし調べてみると、十分に効果のある「通信抑止装置」には免許が必要とのこと。
免許の要件は3つ。
(1)閉鎖空間で使用する
(2)その空間の人々の保護を図る必要があって通信を抑止する
(3)通信抑止の承諾が携帯電話等の利用者から得られる
このうち(2)がネックとなって、免許はたいていコンサートホール等に限られるようです。
個人が通信抑止装置作動させると、ほぼ、電波法違反です。
でも、自分がこっそりと、その装置を持っていたらなぁ、と思う瞬間は時々あります。
きっと痛快でしょうね。