電磁式カタパルト

「カタパルト」という言葉の響きが好きです。

映画「グラディエーター」冒頭の戦闘シーンで、ローマ軍が敵のゲルマン人に向かって次々と火の玉を打ち込んだ、あのときの攻撃装置が、カタパルト(投石機)の元々の意味でしょう。

しかし今、カタパルトと言えば、空母から戦闘機が急加速して飛び立つときの、あの「射出機」のことです。

現在のものは、蒸気圧を使った方式です。甲板から蒸気が漏れ出ているのをよく見かけます(映画などで)。

このたび米海軍で「電磁式」カタパルトが導入されたそうです。

蒸気機関車が一足飛びにリニアモーターカーになったわけです。

途中に「電動式」がなかったのは、なぜなのか。加速力が足りなかったのでしょうか。

気になることは、「カタパルト」に当て字はあるのか。ググっても見つからないので、考えてみました。

「型破路筒」ロケットみたいな発射を連想します。

「片波浪途」波頭スレスレに飛び立つ戦闘機が目に浮かびます。

「肩貼塗」 サロンパスやアンメルツのこと。