妖怪人間ベム

「ゲゲゲの鬼太郎」と「妖怪人間ベム」

子どもの頃みた不気味なアニメの双璧ですが、そのテイストはかなり異なりました。

ゲゲゲが東洋風なら、ベムは西洋風。

前者は、暗いストーリーの中にもふざけたキャラが出てきて、不気味だけども怖くない。

一方後者は、全体のトーンや登場人物がすべて暗く、しばしば後味の悪い結末でした。

そのベムの実写版のドラマが始まったので、期待せずに見てみましたが・・・

残念ながら、アニメ版とはまったく別モノでした。

まるで刑事ドラマ? あるいは学園ドラマ? まるで異国情緒なし。 

キャスティングにも問題あり。

ベムがだめ。

一般人としゃべりすぎ。

私のイメージでは、ベム役にうってつけなのは、山崎努か平幹二朗。

不気味さと老獪さが必要なのです。

ベロもだめ。

子供が演じるとダメだと思う。香取慎吾を特殊効果で縮めた感じが適役か。

ベラは意外とよかった。