サムスンとApple

Googleとサムスンが、最新のAndroid 4.0搭載スマートフォンを発表しました。

この発表は先週行われる予定でしたが、

「世界がジョブズ氏への弔意を示しているこの時期に、新製品を発表するのは適切ではない」

という理由で延期されていました。そこには3つの思惑があると思います。

(1)企業イメージへの配慮

しばらく喪に服した後に発表したほうが、企業としても好印象だろう。

(2)宣伝効果

iPhone4Sフィーバーの「裏」で発表するのは目立たないのではないか。

(3)販売戦略

iPhone4Sが市場でひととおり評価されたタイミングで、iPhoneよりも優れた面を強調して発表すれば、製品の優位性をアピールできる。

すでにサムスンは、7月~9月のスマホ販売数で、iPhoneの販売数を超えて世界一となりました。

Appleとは、激しい「特許合戦」を繰り広げているサムスンですが、iPhoneやiPadの主要部品(プロセッサ)をAppleに提供しています。

Appleファン(=アンチAndroid)の私から言わせてもらえば、サムスンから部品を調達するのには抵抗があるのですが、どうもサムスンの部品は品質がいいらしいのです。