ユッケで食中毒

焼肉店で起きた、腸管出血性大腸菌「O-111」による集団食中毒。

ただの食中毒では済まされない事件に発展してきました。

初めは、某焼肉店での集団食中毒と、ユッケを食べた男児の死亡報道。

>衛生管理のひどい焼肉店があったものだ。

同じ焼き肉チェーンの、別の店でもユッケを食べた男児が死亡。

>この企業の経営体質に問題がありそう。

両店はユッケ用の肉を同じ食肉業者から仕入れていた。

>もしかして真犯人は食肉業者? 

店は生食用ではなく加熱用と認識して仕入れていた。

>やっぱり焼肉チェーンに重大責任あり。

食肉業者はユッケ用と知っていて加熱用肉を卸していた。

>卸も焼肉店もどっちも悪い。

「生食用」表示の牛肉は、そもそも国内に存在しない。

>なんじゃそりゃ

「生食用」と表示するための厚労省の衛生基準に強制力無し。

>元凶は行政の不備?

国は、形ばかりの規則をつくり、あとは丸投げ。

問題が起きたら、社長が土下座し、官僚が苦々しい顔をしてみせる。

おなじみの構図になってきました。