口蹄疫問題

宮崎の口蹄疫は、一昨日ようやく終息宣言が出されました。

良性疾患でヒトへの感染が無いにもかかわらず、肉牛としての商品価値維持のために大量の殺処分を行ったことは、人間のエゴではないのか、考えさせられました。

ところで、最初に発症した1頭はどういういきさつで感染したのだろうと、素朴な疑問を感じました。純粋に科学的な興味です。

感染ルートを解明していく科学者達の苦悩、そして意外な結末、こういうのが好きなのです。

新聞を読んでも答が見つからないので、当然ググってみました。「口蹄疫 発端」などのキーワードで。

すると出るわ出るわ、「情報」が。

A牧場、B学会、C党、D大臣・・・新聞や週刊誌であまり見かけない内容ばかり。

ネット情報の怖いところは、取材に基づいた情報と、根拠のないウワサやデマが、ほぼ並列対等に提供されることです。

おまけに、情報の提示順位は、信頼性順というよりは面白い順(アクセスの多い順)になりがちです。

ホントのところ、どうなんでしょうか。科学的興味が政治的興味になってきました。

そろそろ答を教えて欲しいです。