時流に乗って、太陽光発電で「エコ」しています。
我が家に降り注ぐ日差しのエネルギー(の一部)は、いったん電気に変わり、エアコンを作動させ、室内を冷やし、結局最後には室外機から熱となって出て行きます。
どこまで地球温暖化対策になっているのか不明ですが、我が家の電気代対策にはなっています。余った電力を九州電力が買い取ってくれるからです。
今月の九電の「電気ご使用量のお知らせ」と「購入電力量確認表」を見ると、私が払うべき電気代と私に振り込まれる電気代が、ほぼ同額でした。つまり、実質電気代ゼロです。
九電から買った電力量が九電に売った電力量の3倍近くあったのに、です。
どうしてこうなるのかと言えば、単価の違いです。
電気代は、契約によって異なりますが、昼間はだいたい1kWhあたり30円前後です。夜は安く設定されていて、22時から8時までは1kWhあたり約8円。これらに基本料金が加わります。
一方で、太陽光発電の余剰電力の買取単価は、1kWh当たりなんと48円。
法律の定めにより、電力会社は法外な高価格で電気を買い取らされているのです。エコのために。
もちろんそのしわ寄せは、太陽光発電をしていない家庭も含めた全世帯の電気代に上乗せされています。
うだるような暑さをもたらしている太陽ですが、我が家のエコ(エコノミー)に貢献してくれるので少し感謝です。