1番乗り

ついにアップルのiPhone(アイフォーン)が発売されました。昨日のことです。

ニュースでは東京の行列が何度も報じられていましたが、熊本でも某家電量販店の前に、朝から座り込んでいた中年男性がいたようです。私です。

天の救いか運命のいたずらか、発売日は私のクリニックの休診日なのでした。

朝7時50分、少し出遅れたかと思いながら店に到着すると、誰ひとり並んでいません。

あろうことか1番乗りです。

入り口に貼り紙があり、iPhone入荷数は3台、10時から整理券を配るとのこと。

この時点で私のiPhoneゲットは約束されました。

それなのになぜか晴れがましい気持ちになれません。どちらかというと気恥ずかしい思いで孤独な座り込みを続けました。

1番乗りなのに優越感ゼロです。2番手もギャラリーもマスコミもいませんから。

9時ごろ2番手の若者が来てくれた時のうれしかったこと。

私はいきなり多弁になりましたが、その若者は少し「ウザい」と思ったかも。

10時開店の時点でiPhone行列はわずかに2人のまま。これじゃ列にもなりません。

熊本人のiPhone熱はそれほどでもなかったのでしょうか。

もちろん私は「1番」と書かれた整理券を手にし、午後には現物をゲットしました。

16GBのブラックです。指紋がすごく目立って磨きがいのある一品です。